
先日はいつもお世話になっている内科医院に行って、ドアの開け閉めの調整を行ってきました。バタンと閉まる音を毎回聞くとちょっと気になりますよね。
他の箇所は調整で済んだのですが、診察室に入るドアクローザーは取り替え、いわば交換しないと残念ながらだめでした。20年以上も一番使う頻度が高かったので院長先生も承諾くださったのですが、これが簡単のようで奥が深い部品なんです。(^^;)
もし自力でチャレンジされたい方のために今回の交換であった出来事を参考までに書きますね。
1,ドアクローザーの種類も多彩ですが、ドアの取付位置(左右、前後)やビス穴などによって機種がかなり多いので選ぶのは大変な時間を要します。それでもメーカーによっても微妙な差(1-2ミリ)があり後悔する可能性は低くありません。
2,ドアメーカーの専門に作ったドアクローザーもよくあります。ドアクローザーには製造メーカーの刻印がされていますが、たいていドアメーカー用に作ったオリジナルだったりしますので、同じメーカーでも交換商品を見つけることは難しく、ドアメーカーに訊いても施工専門業者に相談依頼してくださいと回答はないこと多いです。
3,取付説明書にはたいていドアの取付位置(左右、前後)のどれか一つの説明しか図で書いてません。文章による補足も位置に合わせて反転させてくださいレベルで終わり、苦労することも多々です。
4,メーカーによってビズ穴の位置が微妙に違います。実際にはドアに穴あけ作業をする準備はしておいた方が無難です。さらに商品によっては説明書に、「穴位置が違うときにはテックスビス(別売り)を使う」と、まるで後出しじゃんけんのように付属していないことを本文中に書いてあり、ホームセンターまで買いに行く羽目に今回はなりました。
5,今回は取付板の刻印が上下逆さにつけるパターンでした。これが慣れていないと文字が逆さにならないように逆につける人が多いと思います(それでも付けて形だけは最後までいけれる構造だったので厄介)。これは取り付けたときに文字が横になる方がまだ間違いにくいのでメーカーの工夫を期待します。
6,ドアの本体の縦の仕切り線のようなでっぱりがクローザー本体に微妙にぶつかり、取付穴をまったく新規でつくる必要がありました。もともとついていたドアクローザーはたぶんその1㎜程度左右の幅が小さかくぶつからなかったようです。これがメーカーのドアに合わせて作ったオリジナルであるがゆえにある盲点です。もしかしたら、後先考えず無理やりビスをねじ込んで施工する人も出るかもと心配になりました。
7,閉まる速度の調整が、ドアクローザ―の取付位置によって通常の時計回しが、反時計回しになります。ネットの情報では時計回しで閉まる速度が遅くなるとあるものが多いですが、今回は本体を上下逆に取り付けるパターンでしたので、真逆になりました。更にそこのネジ穴はつぶれやすい構造になっていて、逆に回すとオイル漏れも起こすところなので要注意です。
以上、私が思い出しただけですが気になったトラップ箇所を書きました。
参考になれば幸いです。それではまた。(^^)/~~~
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